山小屋セーフハウス

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377ビルド

2019年4月現在、流行中といえるビルドが、377ビルド

前回紹介した自動回復ビルドは、その名の通り回復重視の防御系ビルドだったが、今回紹介するのは武器による攻撃力を上げていく攻撃系のビルドだ。

このビルドの大きな特徴といえるのは攻撃力を上げる対象が、アサルトライフル、とかマークスマンライフルとかに限定されないため、ひとたびこのビルドを組み上げてしまえば、武器は自由に選択できるので、武器の好みや、その時のドロップによる強力武器に柔軟に合わせることができる。
ただし、ビルド自体は組みにくく、独特の立ち回りとなるため、両手放しで、「素晴らしい、おススメです。」とは言いにくい。

名前の由来になっている、特性制限も含めてしっかり解説したいので、最後まで読んでもらえると嬉しい。

 もくじ

必須タレント

必須特性

ビルド特徴

必須タレント

必要なタレントは3つ、しかし、それぞれ必要条件あり。

 

1「アンストッパブル

タレント アンストッパブルの画像

部位-ボディアーマー

カバーに入った後の3秒間、アーマーが1秒ごとに5%修理される

必要条件

ディフェンス7以上

 

コメント

正式名称はUnstoppable Forceアンストッパブル・フォース)。なぜ省略された?
テキストの解説が不十分。
体感的には、
敵を倒すと、10秒間発動する。この効果はスタックしない。つまり、

  1. 敵をキルして、効果が発動。同時に10秒のカウントダウンが開始。
  2. 効果発動中に更に敵をキルしても、最初に発動した10秒のカウントダウンは回復したり、さらに10秒追加されたりしない。

キル後10秒間効果が発動する。を繰り返す。」仕様となっているようだ。そのため効果には空白が生まれる。どうしても自分の攻撃力にムラを感じてしまう。という欠点がある。ただし効果は大きい

 

  2.「セーフガード

タレント オンザロープ画像

部位-バックパック

全てのスキルがクールダウン中に武器ダメージが25%増加する

必要条件

 スキル7以上

 

3.「コンペンセーテッド

タレント コンペンせーテッド画像

部位-グローブ

クリティカル率が20%以下だと武器ダメージが+15%増加するターゲットを倒すと、修理と回復に150%のボーナスを20秒間得る

必要条件

オフェンス3以下

コメント

オフェンス3以下」の他にクリティカル率に注意する必要がある。クリティカル率の上がりやすいサブマシンガンは注意しよう。

必須特性

全てのタレントを発動させるために

  • オフェンス3以下
  • ディフェンス7以上
  •  スキル7以上

 の特性が要求される。

特徴

利点

必須タレント全ては、「武器ダメージ」を上昇させるもの。少ない順で

コンペンセーテッドで15%(クリティカル率を20以上にしない

オンザロープ25%(スキルは全てクールダウン中

アンストッパブル40%程度(キルを取る

(このビルドができる頃にはアーマは20万を超えていると思うので40%は硬いと思う。)

で、合計80%超の武器ダメージ強化を図ることができる。武器ダメージが倍近くになると思っていいかもしれない。
実際全てが発動している状態だと、かなりの火力を感じる。

また、この火力は全武器ダメージに適用されるので、気軽に武器を切り替えることができる。
メイン武器が「アサルトライフル」なら、サバイバリスト、「ライフル」なら、シャープシューター、といった具合にスペシャリゼーションと組み合わせると、更に固有武器の強化が可能。スペシャリゼーションは、常に変更可能なので、「全てのスペシャリゼーションポイントを集めたい。」タイミングならすごく相性がいい。

欠点

正直、欠点も多いビルドだと思う。

まず、非常に作りにくい

これまでの記事を注意深く見てくれて人は既におわかりと思うが、必須タレントすべてを発動させるためには、

  • オフェンス3以下
  • ディフェンス7以上
  • スキル7以上

という特性数が求められる。(ビルドの名前とは別に「2.8.7」でもOK。)

名前の由来にもなっているこの「3.7.7」の特性設定だが、正直言って簡単ではない。
私も「このビルドを作ってみよう。」と思って、やってみたら、「再調整ステーション」をフル活用して、かろうじて作れるレベルだった。ギアスコアやその他タレントを気にすることができるレベルではない。

組み上げるが難しいゆえに、より良い装備が手に入った時に再度調整するのも非常に難しい。「こちらを上げると、こっちが成立しない。」の繰り返しで、非常に悩ましい。

早い段階で、このビルドを作り上げてしまうと装備変更が難しくなり、逆にギアスコア上げには大変苦労すると思う。

 

もう一つの大きな欠点はスキル選択の狭さ。そして立ち回りの面倒さ

オンザロープの効果「25%の武器ダメージ」はかなり大きいが、「スキルのクールダウン中」という条件は結構厳しい。

まず、多くのスキルが選択できない。

「クールダウン」とは、次に利用できるまでのカウントダウンを意味しているので、スキル事態が長持ちする「タレット」、「ハイブ」、「ドローン」は選択肢に入らない。

「ぱっ」と使って効果を発揮し無くなり、次までのカウントダウンに入るスキルが必要になる。個人的には「マイン」と、「ケミランチャー」以外の選択肢は無いのでは?というレベルだ。

これに伴って、2つのスキルを消費、クールダウン状態にしないと発動しない。という制約生まれる。

ミランチャーのレインフォーサーは3個までスタックできるが、1つ消費すると次に満タンになるまでのカウントダウンもOKとなっているので便利だが、すぐ貯まるのが欠点。戦闘中「あれ、敵が死なない」と思ったら、レインフォーサーがフルに溜まっている。なんていうことはよくある。

常に足元にレインフォーサーを落としているエージェント見かけたら、それはオンザロープの効果狙いで、377の可能性が高い。火力を出すための立ち回りを常に気にしながら行動しないといけない。
私も敵と遭遇したら、「追尾マインを投げる。」「レインフォーサーを使用する。」それから、やっと攻撃に入るので、ソロはともかく、マルチの場合、正直モタツキ感が申し訳ない。

 結論としては、377ビルドは

  • 武器火力を上げる効果は高い。魅力的。
  • ビルド作成は大変で、柔軟性がない。
  • 効果を発揮するためのプロセスが面倒。

という感じ。

ただ、やっぱりとても面白い、ビルドだし、自分でビルドを生み出したい人には、お手本になるとても面白いビルドなので、ぜひ一度作ってもらいたいとも思う。